
こんにちは、文です。
なぜ人間はいつか死ぬのに生きなくてはならないか
私たちは、宇宙の子としてここ地球に産み落とされました。
そして、いろいろな経験をして今に至ります。
今すごく幸せな人、
不安を抱えている人
できるなら
すぐさま命を捨ててしまいたい人もいるでしょう。
30分に1人自殺してしまう日本です。
苦しいことのほうが多いこの世界で、
なぜ私たちはいつか死ぬのに
なぜ生きていかなければならないのか。
「生」に対しての絶対的な「正解」。
これを、私は人生の中でずっと考えてきました。
何度もインターネットで検索しました。
何冊も本を読みました。
しかし、
いくら探しても出てくるのは
・「気にしなくていいよ!」
と軽く回答するものや
・「種の保存のため」
以上の深い答えを得られないものや
・「あなた自身が決めること」
とほぼ無回答のような回答や
・「神様が~」「転生が~」「諸行無常が~」
と宗教へ持っていく答え
ばかり。
しかし
あれから勉強を重ね、
ようやく心から納得できる結論が得られました。
感情論にも科学的根拠にも偏ることなく、
宗教や偉人の話だけではない。
すべてを総合的に思考した答えを
ここに記します。
「人間はなぜ生きるのか」
人間は真実を知れない
大事な前提として…
私達は人間である限り、
必ず真実を理解できません。
それについては以下の記事で
詳しく解説しています。
人間は絶対に真実に到達できない
これこそが、絶対的な真実です。
これから述べる「生きる理由」も、
絶対的な正解とは限らないことを
まずは心においておいてください。
生物の生きる理由【遺伝子と生存繁殖】
我々生物に課された
生きる意味とはなんでしょう。
大前提として、我々は「遺伝子の乗り物」です。
全ては我々の意志ではなく、遺伝子の望みを叶えるために行動しています。
では、遺伝子の望みはなんでしょうか。
それは二つ。
「生存すること」
そして
「繁栄すること」
です。
そして
「生存しよう」「繁殖しよう」
という欲求の特に強い遺伝子が
受精レースを勝ち抜いて、「結果的に」我々が生み出されました。
生きる意味なんてなくて
生きたい欲求が強い原子が結果的に生きている、
ということです。
そして、そんな遺伝子たちは人間に乗り移ってもなお
生存と繁殖の欲求は収まりません。
マズローの欲求5段階説というものを知っていますか?
一番下の3大欲求が、生存と生殖にためにあるのは腑に落ちやすいと思います。
例えば、3大欲求はそれぞれ
食欲→生存のため
睡眠欲→生存のため
性欲→繁殖のため
ですよね。
マズローは欲求を5段階に分けましたが、
自己実現欲求までもが、抽象化すると
生存と繁栄のどちらかにたどり着くのです。
「サッカー選手になって多くの人に夢を見せる」
⇓
「人気ものになり人の目に触れられる多くの人との繁殖につながる」
反発する気持ちはわかりますが、
生存と生殖以外の別の何処かへ帰納しようと思えば、必ず破綻が起きます。
人はなぜ「なぜ生きるのか」を知りたいのか
さて、
「生きる意味なんてなくて
生きたい欲求が強い原子が結果的に生きている」
ということがわかりました。
胸のもやもやは晴れましたでしょうか?
…まだ納得がいっていないようですね。
頭ではわかっても、あなたの感情が追いついていないようです。
では、あなたは、なぜ「生きる意味」について考えてしまったのでしょうか。
ほとんどの人が生きる意味について考えない中で
なぜかあなたが
「生きる意味が知りたい!」と願い
検索してここにたどり着いたのは
なにか理由があるはずです。
そこには
未知への恐怖の念や、
強い好奇心や、
目標の逆算思考、
あるいは死への欲求
…などなど、たくさんの感情や思考が働いているはずです。
そして、これらの感情や思考は
もとはというと
死にたくない!
という生存欲求
もしくは、
繁殖欲求から
生まれたものです。
人間は「未知数」であることが太古では死に直結しましたから、
何かしらの正解をいつも求めてしまっています。
正解がなく宙ぶらりんな状態にいるのは、とっても不安なのです。
そう、あなたのこの
「生きる意味についてもやもやする!」
「遺伝子のせいだなんて考えられない!」
という考え自体が
まさに「生きる理由」なのです…!
では、生きる意味がわかったうえで
どうして自殺してはいけないのか、
どうやって生きていけばいいのかについて、
こちらの記事にまとめてみました。
最後までお読みいただき
ありがとうございました!