【引き算の】苦しみ*デトックス【美学】

こんにちは、文です。

今日は我々誰もが持っている「自意識」と

その自意識から開放される「解脱」の話をします。

 

我々現代日本人は、胸を張って幸福と言えるでしょうか。

便利な生活、不自由ないシステム。

何が幸福に足りないのでしょうか。

いいえ、幸福でないのは

むしろあまりにも多くのものを得すぎてしまったからです。

【幸福論】「幸せ」に限界はあるのか

 

仏教(インド哲学)では

「すべての問題は自我から生まれる」という考えが常識的です。

自我は苦しいことであり、ここから脱出することを

「解脱」といいます。

 

そして、インドへ行くと

「解脱」を目指して、何十年感も逆立ちをしたり

何十年感も腕を上げ続けたりしている人がいるそうです。

 

不要なものを排除しよう、という傾向は

最近ミニマリストが流行っていることからもわかりますよね。

 

それが自我であれ、物質であれ。

実はこの、「得すぎたものを捨てよう」という動きは

幸せに近づくために、とても重要なのです!

幸せな生き物

生き物は、通常、食べて寝て繁殖して一生を終えますよね。

人間以外の動物は、感情こそあるかもしれないにしても

言語化された苦しみや悲しみを感じません。

言語という概念がないからです。

 

言語、すなわち思考というものは

人間特有のものといえます。

それはとても便利ですが、

いき過ぎると様々な弊害を生むようになるのです。

【正しさは】真実の限界【不可能】

捨てるべきもの

突然ですがみなさん、

ポテチ、好きですか?

私も昔はよく食べていました。

一度食べだすと止まらないんですよね。

 

さて、どうしてポテチの話をしたかと言うと、

ポテチの脂肪と、

人間の副作用が、

にているからです。

 

ポテチは体に良くないのに、どうして食べてしまうのでしょう?

いつ飢餓になるかもわからない太古にて、

いつでも脂肪を蓄えられるように

「スキあらば脂肪を!」と命令を下すよう脳が発達していったのです。

 

しかし、現代ではどうでしょう。

少なくとも日本では、食糧は十分に足りています。

油なんて、わざわざココナッツや魚を食べなくても

科学の力によって簡単に摂取できるようになりました。

 

しかし、脳に与えられたプログラムは

そんなに急激に変われません。

つまり、脂肪を必要していないに関わらず

「スキあらば脂肪を!」の命令をするクセが抜けきれていないのです。

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これは脂肪だけではなく、

人間が得すぎたもの、全て同じです。

 

・人の評価

・過去や未来の記憶

・散らばってしまった自我、自意識

・なんとなく購入してしまった不用品

 

これらは、

なくても生きていけます。

 

たしかに昔は必要だったかもしれません。

群れ社会の中でより多くの称賛を浴びたり、

なるべくたくさんの記憶のストックがあることが

幸せにつながったかもしれません。

 

しかし、それは昔の話なのです。

 

けれど、脂肪と同じで、我々の脳はそれが理解できない。

幸せでない原因を、いつまでも「得ていないこと」に帰納させようとします。

 

違うのです。

得すぎているのです。

 

飢餓だから苦しいのではなく、

肥満すぎて苦しいのです。

【引き算の】なぜ人間は幸せになれないのか?【美学】

得すぎた能力は副作用

脂肪がつくと、

身体の「コア」の輪郭がどんどんわかりづらくなります。

もともと持っている美しい骨格や筋肉の形が

わからなくなってしまうのです。

 

自意識や、人の評価も同じです。

もともともっている美しい心や感情、のぞみを

わからなくさせます。

得すぎた能力のせいで、

「自分が何を欲しているのか」わからなくなるのです。

 

脂肪も、自我も、

必要だったときの名残が残っているだけです。

進化が一通り終わった今

もう手放してしまっていいのです。

 

特に夜はエネルギーが低くなりやすく

かつ、「たまる」時間帯です。

 

そんなときこそ、得すぎてしまった能力は捨てましょう。

・人の評価や

・過去や未来に思いを馳せることや

・いらない自我や自意識、プライド

・不用品

・無駄に思考しすぎること…

苦しみの原因は、得すぎていることにある。

 

このブログの内容も、

エッセンスの感覚だけをあなたの心に吸収したら

捨ててしまってかまわないです。

軽く、軽く、生きていきましょう。

 

最後までお読み頂き

ありがとうございました☆