「普通」に苦しむ私たち〜MBTI男女別イメージと実際〜

こんにちは、文です。

 

人間が常日頃から幻を見ていたり

何も正しい認識ができていないことはこのブログで散々お話しています。

【想像】幻なる世界【創造】

これは、MBTIにももちろん当てはまります。

 

MBTIからイメージを探っていくことで

「男性らしさ」「女性らしさ」というのがいかに幻かが

顕在化されるのです。

女性のイメージ

「女性」からイメージされるMBTI像

女性のイメージについて、

「女性性」と呼ばれるもののキーワードをあげてみましょう。

女性性を表す要素としては
受容、共感、共有、統合、調和、産む、育む、慈悲、創造性、生みだす、直感、感覚、感性といったものがあります。
そして総合的には、存在(Be)を象徴します。

https://ameblo.jp/im-home2121/entry-12418549274.html?frm=theme

女性性の特徴。
エネルギーの方向性は横。広がり。
キーワードは、くつろぐ、ゆるむ、和らぐ。癒し。安定。休息。
直感的、本能的、生物的欲求。
陰性(エネルギーの状態)

https://ameblo.jp/meisouartist/entry-12497981772.html

総合的に外側から内に取り入れる、といった性質が強いですね。

また、ゆったりしていて温和なイメージです。

女性の一番多いMBTI予想

これをMBTIに当てはめると…

I(内側からエネルギーを補充するイメージです)
S(通常、女性のほうが具体的で現実的だと言われていますね)
F(直感、感覚、感性がキーワードとして挙がっています)
P(柔和で温厚なイメージです)

内向きで、感覚的で、感情的で、ジャッジしない

=ISFP

最も多い女性のMBTIは、ISFPになりそうな予感です。

男性のイメージ

男性のイメージ像と各要素

女性と同じ要領で男性の性質も羅列していきます。

そのため、男性性を表す要素としては
分析、評価、判断、分離、攻撃、支配、勝ち取る、所有する、成し遂げる、社会的地位を築き上げるといったものがあります。
そして総合的に、行為(Do)を象徴します。

男性性の特徴は、
エネルギーの方向性は縦、上昇、もしくは下降。
外側への発展性。内面の収縮性。
思考的、計画性、攻撃的、好奇心。
社会的、物質的な欲求。
陽性(物質化)

全体的に内から外へ発散する、というイメージが強いです。

また、テキパキ物事を決めて、目標へ進むイメージも持ちました。

男性の一番多いMBTI予想

E(外側へ発散するイメージです)
N(男性のほうが全体像の把握が得意だと言われていますよね)
T(判断、思考的、分析に重きをおいています)
J(計画性、評価、判断がキーワードとして挙がっています)

外向きで、全体像を大事にし、客観性をもとにジャッジを下す

=ENTJ

男性で最も多いMBTIは、ENTJだということが予測されます。

実際に最も多いMBTIを発表

女性編

「女性性」のイメージから、

最も多いと予測したのは「ISFP」でした。

実際はどうなのでしょうか?

1位 ISFJ(女性の中の割合で19.4%、全体で13.8%)

なんと、4人に1人がISFJらしいです。

殆どの女性がISFJだということがわかりました。

ISFPではないんですね。

2位 ESFJ(16.9%、12.3%)

2位はESFJです。

女性性のイメージから、最後の型は「P(柔軟)」になると予想していましたが、

そうでもないのですね。

3位 ESFP、ISFP、ENFP(約10%(±0.3))

1位に予測したのはISFPでしたが、実際は3位だったので

そんなに多くはないのかな、という印象です。

男性編

「男性性」のイメージから、

最も多いと予測したのは「ENTJ」でした。

実際はどうなのでしょうか?

1位 ISTJ(男性の中で16.4%、全体11.6%)

早速外れました。

男性性のイメージから、外向きのエネルギーを感じたので

最初の型は「E」だと思いましたが、

意外と内向型が一位を取りました。

 

女性のランキング1位のISFJも内向型なので、

外向型の声がうるさいだけで

意外と内向型がマジョリティなのかもしれませんね。

2位 ESTJ(11.2%、8.7%)

3位 ISTP(8.5%、5.4%)

でした。

予想では1位だったENTJは出てきませんでしたね。

実は男性のENTJは2.7%しかおらず、

最下位のINFJに次いで2番めにマイノリティな型でした。

 

そして、「全体把握が得意」のイメージとは裏腹に

3位とも「S(具体)」が入っていました。

これは女性も同じですね。

 

「N」の型を持っている人はそれだけでマイノリティで

不思議がられる理由もわかりますね。

まとめ

さて、「普通」の男女の幻想を

MBTIにはめ込み

実際のランキングを見てみました。

 

いかがだったでしょうか。

 

私たちは「普通」というのをイメージすると

「普通」の型にピッタリ当てはめようとします。

 

「普通の生活」と聞けば、

「普通に学校出て、普通に企業就職して、普通に結婚して子供を生む」

これが「普通」として刷り込まれています。

 

しかし、これは全然普通ではありません。

すべて当てはまる人は、完璧です。

 

ピッタリ当てはまっている場合は実は普通ではなく、

ちょっと普通要素からはみでるくらいの複雑さを持った方が、

より生々しい本来の「普通」といったイメージになりますね。

 

ちょうどMBTIと同じロジックです。

一つずつの想像の型を当てはめていった「これが普通だろう」というのと

実際の組み合わせは、別のものでした。

私たちは想像する「ピッタリ普通」は

全く普通じゃない、

むしろちょっと外れたところに

普通がある

というお話でした。

長くなってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました!