
こんにちは、文です。
私達はしばしば脳を
「本能」と「理性」というふうに区別しますよね。
実はそれは少し違っています。
というのも、本当は
本能が、理性を作ったのですから
本能の中の一種が、理性と呼ばれるものなのです。
さあ、今回は、理性と本能についての
真実を解説していきます。
進化していく脳
脳の内側には動物的な脳(反射能=生命維持の役割)があり、
外側に人間的な脳(前頭葉=理知的行動の役割)があります。
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はるか昔、内側に動物的な脳が作られました。
そして紆余曲折を経て、外側に少しずつ人間的な脳を蓄積していった。
「本能」と言われるものは「脳全体」であり
「理性」と言われるものは「外側の脳」なのです。
つまり、
「本能」と「理性」のように
きちっと分けられているわけではないのです。
「本能と理性」
では、一体何故「本能」「理性」のような言葉が浸透してるのでしょう?
正解は「わかりやすいから」です。
多くの人の「共通言語」になりやすく、
浸透しやすいからです。
わかりやすいものは生き残り、わかりづらいものは淘汰されます。
「本能と理性」という言葉が「わかりやすい」から、残ったのです。
このように、わかりやすく、信仰されやすい言葉は
多くの人に支持されます。
所詮我々は動物。
理性的に生きていても、結局は遺伝子の命運の中にいるのです。
本能を避けることなど、不可能なのです。
でもそれは、決して悪いことじゃない。
所詮生き物で、全てが本能に支配されているからこそ、
理知的に生きていてもたかが知れているからこそ、
あまり深く考えずに、コスパよく楽しく生きる人生も
生きているだけで、十分に立派なのです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました☆