【君は】本能と理性の区別【所詮生物】

こんにちは、文です。

 

私達はしばしば脳を

「本能」と「理性」というふうに区別しますよね。

実はそれは少し違っています。

 

というのも、本当は

本能が、理性を作ったのですから

本能の中の一種が、理性と呼ばれるものなのです。

 

さあ、今回は、理性と本能についての

真実を解説していきます。

進化していく脳

脳の内側には動物的な脳(反射能=生命維持の役割)があり、

外側に人間的な脳(前頭葉=理知的行動の役割)があります。

https://swingroot.com/triune-brain/

 

はるか昔、内側に動物的な脳が作られました。

そして紆余曲折を経て、外側に少しずつ人間的な脳を蓄積していった。

 

「本能」と言われるものは「脳全体」であり

「理性」と言われるものは「外側の脳」なのです。

 

つまり、

「本能」と「理性」のように

きちっと分けられているわけではないのです。

「本能と理性」

では、一体何故「本能」「理性」のような言葉が浸透してるのでしょう?

正解は「わかりやすいから」です。

 

多くの人の「共通言語」になりやすく、

浸透しやすいからです。

 

わかりやすいものは生き残り、わかりづらいものは淘汰されます。

「本能と理性」という言葉が「わかりやすい」から、残ったのです。

このように、わかりやすく、信仰されやすい言葉は

多くの人に支持されます。

【信仰心は】人間だけが生き残った理由【生存戦略】

所詮我々は動物。

理性的に生きていても、結局は遺伝子の命運の中にいるのです。

【遺伝子の】やりたいことが見つからない人へ【乗り物】

本能を避けることなど、不可能なのです。

 

でもそれは、決して悪いことじゃない。

所詮生き物で、全てが本能に支配されているからこそ、

理知的に生きていてもたかが知れているからこそ、

あまり深く考えずに、コスパよく楽しく生きる人生も

生きているだけで、十分に立派なのです。

【積極的虚無主義】人間はどう生きればいいか【人生哲学】

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