
精神世界へ浸れるのは、人間だけである
なぜなら「精神世界」とは、人間が認識したこと=名付けたことだからである。
そして、精神世界は人間の生命を限りなく鮮やかに彩った。
物質世界から精神世界へ持ち込み
「想像」した。
そして、精神世界から物質世界へ持ち込み
「創造」した。
想像から創造が生まれ、創造から想像が生まれた。
言葉の創造で、我々は緻密なコミュニケーションをとれ、
道具の想像で、我々の活動範囲は大幅に飛躍した。
今ある人間の限界を超えていくことができるのは
もしくは、ありのままを受け止められるのは
想像と創造ありきのことである。
我々は、あらたなことを想像し創造する以外に生命の脅威へ打ち勝つ手段が残されていない。
いかなるときも、自分の心に従い、想像し創造しようとすることをやめてはいけない。