行動できないINFP「真面目系クズ」と呼ばれてしまう理由

INFP=クズ?

INFPで調べるとすぐに連なる「クズ」という単語。

ただでさえMBTI型の中で最も年収の低く、かつ自殺率の高いINFPが、どうしてこんなことまで言われなきゃいけないのか・・・。

「社会不適合者」率もNo1なんてサイトで散々書かれるし、いったいなんなの!というINFPの怒りを込めて今日も記事を作成します。

とはいえ、自分でクズを納得しちゃうところもある。

何かめっちゃいいことを思いついても、大抵持続するワクワク感をしばらく味わう。

脳がやる気に支配され、いろいろ準備して最後は「明日やろう!」の決意で幕を閉じる。

そんな時間の後に残るのはいるも自己嫌悪ですね、わかります。

うつ病、クズだらけの地球

MBTI幸福度「最下位」INFPの謎

まずINFP、年収が高い人の特徴でもある特徴全てを踏み外しています。

積極的に外と交渉するためのE、周囲との協調能力を司るS、感情に左右されないT、そして、目標を持ち計画を立て実行していく力であるJ…。

その代わりに、諸刃の刃的要素をふんだんに含んだ4つの型を完備している。

I→自閉的、行動しづらい、周りを見づらい、自己完結しがち

N→理想を追う、想像で補う

F→主観的、心情・気分で判断をしがち

P→行き当たりばったりになりがち

羅列しただけでわかる危うさ。

「自己完結(I)した理想(N)を、気分によって(F)叶えたがる(ただし叶えるための計画はありません(P))」

4つのアルファベットを訳すとこんな感じになるでしょうか。

最強の理想主義者そのもの

↑「理想に届かないI、N、F、Pの図」

理想は、張り合いある人生に多少なりとも必要ですが、現実を圧倒するほど大きいと今度は逆に現実が何も進まなくなってしまいます。

あまりにハードルが高すぎて、何も行動に移せなくなってしまうのです。

かの有名な哲学科ルソーも言ってるんです。「不幸とは、現実と理想の間の溝のことだ」って、そんなかんじのこと。

夢見る能力は抜群に高くても、それを実現させる能力が皆無に近い。

それだな、幸福度最下位の正体。

自殺したい人へ、生きてる意味を教えてあげよう

それでも夢と理想を追いかけてしまう

INFPにとって、「夢を見ること」自体が「生きること」なんですよね。

メンタル激弱なINFPは、いわば自身を「宗教」として信じ抜き、それでなんとか心を保っている状態です。

やっと見つけた「幸せとは何か」

他の人たちはそんな感じじゃないんですよ。

現実を現実として受け止め、それがたとえ汚いものであっても別にそれでも全く構わないんですよね。

もともと動物って生きたいから生きる、くらいの気持ちで生命のバトンをつなげてきたとこあるし。

生きてくだけのお金があるなら別にそれでいいじゃん、的な。

我々INFPには理解が難しいですがそんなノリなんです。

で、INFPにはそれができない。

N型の特徴としまして、現実を想像力で独自に組み立てる傾向にあります。

(ちなみにN型って2.5割しかいないんですよ。ほとんどが現実思考であるS。想像力で補う人って相当希少。)

たとえ希少なN型を持ってても、外向的なE型とか計画性のあるJ型であれば、それを実現できるんですよ。きちんと論理立てて発表しようとする。

けれども、INFPはEのように外に出そうとする意欲もなければTのように論理立てる説明しようともしない、Jのように計画を立てて達成させよう!というかんじでもない。非常にひっそりしている。

INFPとINFJの違い

だから表には出てないだけで、相当ハイレベルの思考をしている場合も多いんですよね。

で、他の人のブログを見ても、Youtubeを見てもテレビを見ても「自分の方がもっと密度濃いこと言えるのにな〜」なんて思ったりして。

実力はあるけどそれがでないんですからつらいですよね、普通に。

(ま、ほんとはインプットに使う能力とアウトプットに使う能力って全然違うので、彼らにはまた別の苦労がたーくさんあるわけですが)

ハリーポッターの作者もINFPだと言われていますが、貧困で相当追い込まれた状態であったからこそ、電車の中でつくった壮大な物語をを外に向けたんだと思います。

逆に言えばそこまで追い込まれないと内にとどめっぱなし、ということです。

そういう自身も、受験時代は追い込まれたから理想を達成できたんです。

一瞬INTJになれたんです。ペーパーテストにFの要素はいらない。目標も立てなきゃ効率的に勉強できない。

私の実力から言って、効率的にやらないと他の人には追いつけないわけですよ。

そこでTとJの要素を自力でちょびっと足した。

そのときから働きたくなんかなかったし、競争もめちゃ苦手だった。

それでも両親が怖いから(ほんとはやさしいんですよ、でもINFP特有の?誇大妄想で最高峰に受からなければ見捨てられる、なんて不安で心臓が痛くて勉強しないと眠れなくて)死ぬ気でやりました。

最後の努力だぞって。

そうやったらなんだかんだできるんですよね。

INTJだったときは、たしかにつらかったけど「清々しい」つらさでした。自己完結でじめっとした感じじゃない。

傷つくの怖いなっていう肥大化した痛みじゃなく、等身大の痛みををそのまま味わえたから、意外と大丈夫だし後々ためにもなったしいいことづくしでした。

まとめ

「インプットだけでアウトプットしない」人がクズというなら、INFPは確かにそうかもしれません。

思考だけして、リスクからは逃げてばっかで。

持ち前のメンタルの弱さで作り上げた美しい世界観しかありません。

でも、その美しい世界観を外側に出さなきゃいけないほど追い込まれた時、多くの人々を救うことができたのもまたINFPです。

MBTI公式サイトによると、MBTIの最終的な目標は「生まれ持った性質以外もすべて身に着けること」だそうです。

INFPは、たしかに実行面に関して大きなハンデを背負っています。

その実行力を身に着けることが、人生において一番の課題となるかもしれません。

でも、仮に行動力を身に着けることに成功したら…?

これだけ「精神世界」にこだわる型が「行動」を両立することはとても希少なことです。

てことは、ライバルが少ないから競うことはしなくていいし、「いつも通り自然に」発信するだけで多くの生きづらさを抱えた人の役に立てます。

自分の中で世界観を閉じ込めておくのもいいですが、もし次のステップを目指すなら、その世界観を世にわかりやすい形に変換し、広げていくのも楽しいかもしれません。

難しいのはわかってるのですが。

(ちなみに、INFPとINFJはかなり考え方が似ていて、INFJはよくINFPにミスタイプするらしいです。

筆者も永らくINFPだと思ってたらINFJだった…!こっちの記事も共感できるかも、見てみてねん)

INFJ日常あるある