INFPはなぜ「真面目系クズ」と呼ばれるのか【徹底解説】

こんにちは、文です。

 

INFPはただでさえ

MBTIの中で最も年収が低かったり、

自殺率が高いという統計が出ているのに

「真面目系クズ」と呼ばれる始末。

 

ネットでは「社会不適合者率No1」

なんて書かれ方をされてしまっていて

もう散々な扱いです…。

 

そんな理不尽な待遇を受けがちのINFPですが、

本当にクズか?と言われれば

そんなことはありません。

 

むしろとても清らかな心の持ち主です。

 

ではなぜクズと呼ばれてしまうのか?

それは…

INFPと世間との間で

「何が重要で、何が不要(=クズ)」なのかが、

全く異なるからです。

 

つまり、

世間で重要視されていることは

INFPにとって不要=クズ

であり、

 

INFPが重要視していることこそ

世間にとって不要=クズ

なのです。

 

なので、世間一般からすると

どうしてもクズという印象になってしまいます。

 

そのあたりを踏まえて、

・なぜINFPはクズと呼ばれてしまうのか?

・なにをすればクズと呼ばれなくなるか?

さらに細かく解説していきます!

【変人の】個性の役割【存在意義】

INFPとは

心優しき社会不適合者

本題に入る前に、

(ご存じの方も多いと思いますが)

「INFP」とは何か。

についてご説明いたしましょう。

 

INFPとは、

MBTIという性格診断ツールで

16個に分けられる人間のタイプのうちの一タイプです。

I(内向性)→己に帰ることでエネルギー回復を行う

N(直感)→理想を追う、想像で補う

F(感情)→主観的、倫理観で判断

P(柔軟)→プロセス重視で目標を軽視しがち

「F(感情)に強く引っ張られ、

I(内向)の壁を作り、

N(理想)の旗をたくさん建てるが、

P(計画)道筋は立てませんよ」

 

最強の理想主義者そのものなイメージです

 

ちなみに、

これと真逆のタイプが

ESTJになります。

E(外向性)=外に出向くことでエネルギー回復を行う

S(現実)=現実的で詳細な情報を好む

T(論理)=客観的、論理で判断

J(計画)=目標重視でプロセスを軽視しがち

INFPに比べ、

ESTJは

ものすごく現実的なタイプです。

 

理想や空想は、

人生を面白くするには必要不可欠ですが、

周囲との乖離が大きいと、

違う言語を使用しているような、

独特な「感覚の不一致」が生まれてきます。

「普通」に苦しむ私たち〜MBTI男女別イメージと実際〜

その「不一致」が、

INFPがクズだと呼ばれてしまっている

原因の一つでもあるのです。

なぜINFPは「真面目系クズ」と呼ばれてしまうのか

社会の思うクズとINFPの思うクズ

では、本題の

「INFPが真面目系クズだと呼ばれてしまう理由」

に話を戻します。

 

この話題を考えるにあたって、決めないといけないことがあります。

「そもそも、クズってなに?」

ということです。

 

ここでは、

【クズ=役に立たないもの、重要でないもの】

と定義させてください。

 

世間一般は、

主に目に見えるものを重要視します。

 

一方でINFPは、

目に見えない善悪や美学を重要視します。

ここに、

「クズ」の認識ギャップが生まれやすいのです。

>>理想や空想は、

>>人生を面白くするには必要不可欠ですが、

>>周囲との乖離が大きいと、

>>違う言語を使用しているような、

>>独特な「感覚の不一致」が生まれてきます。

この「感覚の不一致」

こそが

真面目系クズと呼ばれることに繋がるのです。

INFPのあるある

一見すると「いい子ちゃん」

INFPは通常

とても「良い子」に映ります。

 

周囲の空気に敏感で

調和を乱すことを嫌います。

 

例えば、意味の分からないルールでも、

INFPは守ります。

そのさまは

従順で抗いのない様子に見えます。

 

しかし、INFPは同時に

本質を見抜く力も持ち合わせているので

内心では、

そのルールに意味がないことに気がついています。

【同調圧力】「人間関係教」の教徒たち【強い日本】

それに気づくと

周囲の調和を乱さない程度に

慎重に、慎重に、

こっそり手を抜いてルールを破ってしまうのです。

そのさまが、

「悪い方のギャップ」となって

大幅に

真面目な印象を覆すようです。

これが、INFPが

「真面目系クズ」

と評価されてしまう一つの理由です。

アウトプットが苦手

INFPは、インプットに比べ、

アウトプットが少々苦手です。

 

例えばINFPは、一日中何かしら考えています。

何かを思いつくとワクワク感が出てきて、

脳がやる気に支配されます。

 

しかし、それでお終い。

 

そのほとんどは実現されず、

頭の中で完結します。

 

せっかく生まれた素晴らしいアイデアが、

自己完結してしまう…。

 

それが日常化しています。

 

INFPは通常、

抽象化思考が得意で、

考えることが無限にあります。

 

しかし、

自分の内側にベクトルが向きがちなため。

意識がなかなか外界に向かず、

アウトプットできないのです。

「世間からはその頭の中が全く見えていない」

「役に立っていない」

ということで、

 

「真面目系クズ」

という評価が下されます。

 

ただ…

INFPの強みはその卓越したクリエイティビティなので、

世に出さないのは非常にもったいないです。

INFPの強みと特徴3選【MBTI】

ヘラヘラしていて自意識過剰

INFPは、基本的に自意識過剰です。

 

特有の内向きベクトルにより、

自己についてたくさん考えます。

 

「私が今〇〇したらこう思われるんじゃないか」

「一旦他の人の様子を見て決めよう…!」

こんな具合に。

 

そのプライドが

己の行動を制限することがたくさんあります。

人を助けたいと願う

心優しいINFPですが、

過剰気味な自意識のせいで身動きが取れず

結局何もできない…。

その自意識にまみれて身動きの取れない様子が

他人からは

「真面目系クズ」と

映るようです。

まとめ

いかがでしたか。

新たな発見は有りましたでしょうか。

 

「役に立たない」人、

「目に見える成果を残せない人」

をクズと呼ぶなら、

INFPは確かにそうかもしれません。

 

それも一見真面目に思えるので、

「真面目系クズ」と呼ばれてしまう理由もわかります。

 

しかし、それがたとえ「真面目系クズ」と呼ばれようとも、

己の美しさを指標に抗い続けるからこそ

見える景色もあると、

私は思います。

【想像】幻なる世界【創造】

実際、INFPの方々がつくったアート作品は、

いつも私の心を潤しているのですから。

 

それでもなお自己嫌悪が激しい場合は、

以下を参考にしてみてはいかがでしょうか。

【変わりたいのに】好きな自分を生きよう【変われない】

「変わりたいのに変われない」は、

決して努力で解決できる問題ではありません。

 

「ホメオスタシス」といった

「常に一定を保とうとする人間の生体機能」や、

我々の99.9%を占めている「潜在意識」や、

ひいては俗に言う「本能」の

あまりに強力な影響力によります。

 

なので、変えようとするよりも

その類まれなる特異性を

なにかに活かすことを優先させることに

エネルギーを費やすと良いでしょう。

 

ちなみに

INFPとINFJはかなり考え方が似ていて、

INFJはよくINFPにミスタイプするらしいです。

 

筆者も永らくINFPだと思ってたらINFJでした。

この記事が助けになるかも知れません。

INFPとINFJの違い

では、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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